
機種変更をするとき、「LINEはそのまま使えるの?」「トーク履歴は消えない?」「古いスマホが手元になくても引き継げる?」と不安になる人は多いでしょう。
LINEの引き継ぎは、事前に必要な設定やバックアップを確認しておけば、難しい作業ではありません。一方で、準備をせずに新しいスマホへ移行すると、トーク履歴が復元できなかったり、ログインに時間がかかったりすることもあります。
この記事では、LINE引き継ぎの意味や仕組み、機種変更時の手順、AndroidとiPhone間の移行、以前の端末がない場合の対処法などを、初心者にもわかりやすく解説します。
- LINE引き継ぎとは?
- LINE引き継ぎ前に確認しておくこと
- LINEを引き継ぐ方法【機種変更】
- AndroidからiPhone・iPhoneからAndroidへLINEを引き継ぐ方法
- 古いスマホがない場合でもLINEは引き継げる?
- LINEのトーク履歴を引き継ぐ方法
- LINE引き継ぎができない原因と対処法
- LINE引き継ぎでよくある質問(FAQ)
- LINE引き継ぎで勘違いしやすいポイント
- まとめ
LINE引き継ぎとは?
LINE引き継ぎとは、現在使っているLINEアカウントを、新しいスマートフォンでもそのまま利用できるようにすることです。
スマートフォンを買い替えたり、故障や紛失で新しい端末を使うことになった場合でも、引き継ぎを行えば同じアカウントを継続して利用できます。
引き継ぎでは、友だちリストやグループ、購入済みスタンプなど多くの情報を新しい端末へ移せます。ただし、トーク履歴はバックアップを取っていないと復元できない場合があるため注意が必要です。
以前は「引き継ぎ設定」をオンにする必要がありましたが、現在はLINEの仕様変更により、多くの場合は電話番号認証やログインを行うことで引き継げるようになっています。
LINE引き継ぎが必要になる場面
LINEの引き継ぎは、次のような場面で必要になります。
- 機種変更で新しいスマホへ買い替えたとき
- スマホが故障したとき
- スマホを紛失したとき
- 新しい端末へデータを移したいとき
特に機種変更では、多くの人がLINE引き継ぎを行います。事前に準備をしておけば、普段どおりLINEを使い続けることができます。
引き継ぎで移行できるもの・できないもの
LINEでは、多くのデータを新しい端末へ引き継げますが、すべてが自動で移行されるわけではありません。
引き継げるもの
- LINEアカウント
- 友だちリスト
- グループ
- 購入済みスタンプ・絵文字
- LINE VOOMの情報
- アルバム・ノート
バックアップが必要なもの
- トーク履歴
引き継げない場合があるもの
- ダウンロードしていない写真や動画
- 端末内だけに保存されている一部のデータ
「LINEの引き継ぎ」と「トーク履歴の復元」は別の作業です。この違いを理解しておくと、引き継ぎで失敗しにくくなります。

LINE引き継ぎ前に確認しておくこと
LINEをスムーズに引き継ぐためには、新しいスマホへデータを移す前にいくつか確認しておくことがあります。
事前準備をしておけば、ログインできない、トーク履歴が復元できないといったトラブルを防ぎやすくなります。
電話番号を確認する
LINEアカウントは電話番号と連携しているため、登録されている電話番号が現在利用している番号か確認しておきましょう。
電話番号が変わる場合でも引き継ぎは可能ですが、新しい番号で認証を行う必要があります。
メールアドレス・パスワードを確認する
LINEアカウントにメールアドレスやパスワードを設定している場合は、忘れていないか確認しておきましょう。
特に古い端末が使えなくなった場合は、ログイン情報が分からないと引き継ぎが難しくなることがあります。
トーク履歴をバックアップする
大切なトーク履歴を残したい場合は、機種変更する前にバックアップを確認しておきましょう。
LINEアカウントを引き継げても、トーク履歴まで必ずすべて自動的に移行されるわけではありません。
特に長期間のトーク履歴を残したい場合は、引き継ぎを始める前にバックアップの状態を確認しておくことが大切です。
一般的なバックアップでは、iPhoneはiCloud、AndroidはGoogleドライブを利用します。
なお、LINEのバックアップについては「LINEバックアップとは?」で詳しく解説しています。バックアップの方法や復元方法が分からない場合は、そちらも参考にしてください。
LINEアプリを最新版にする
機種変更する前に、古いスマホのLINEアプリを最新版へアップデートしておくこともおすすめします。
古いバージョンのままだと、最新の引き継ぎ方法を利用できなかったり、正常に手続きできなかったりする可能性があります。
iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle PlayでLINEの更新がないか確認しておきましょう。
古いスマホをすぐに初期化しない
機種変更後も、LINEの引き継ぎが完了するまでは古いスマホを初期化しないほうが安心です。
新しいスマホでLINEにログインできることや、必要なトーク履歴が復元されていることなどを確認してから、古いスマホを初期化しましょう。
「新しいスマホが使えるようになったから」と先に古いスマホを初期化してしまうと、問題が起きたときに確認できる情報が少なくなってしまいます。

LINEを引き継ぐ方法【機種変更】
ここからは、機種変更したときにLINEを新しいスマホへ引き継ぐ基本的な流れを見ていきましょう。
LINEには複数の引き継ぎ方法がありますが、古いスマホが手元にあり、LINEを利用できる状態なら、QRコードを使った引き継ぎが便利です。
古いスマホがある場合はQRコードで引き継げる
古いスマホが手元にある場合は、「かんたん引き継ぎQRコード」を利用できます。
大まかな流れは次のとおりです。
- 新しいスマホにLINEをインストールする
- 新しいスマホで「ログイン」を選択する
- 「QRコードでログイン」を選択する
- 古いスマホでLINEの設定を開く
- 「かんたん引き継ぎQRコード」を表示する
- 新しいスマホでQRコードを読み取る
- 古いスマホ側で本人確認を行う
- 新しいスマホで引き継ぎを進める
画面の案内に沿って操作すれば、LINEアカウントを新しいスマホへ引き継ぐことができます。
ただし、アカウントの引き継ぎとトーク履歴の移行は同じではありません。トーク履歴をどこまで移せるかは、同じOS間の機種変更なのか、iPhoneとAndroidをまたぐ機種変更なのかによっても異なります。
iPhoneからiPhoneへ機種変更する場合
iPhoneから新しいiPhoneへ機種変更する場合は、同じOS間での引き継ぎになります。
LINEアカウントを引き継いだうえで、事前にトーク履歴を適切にバックアップしていれば、新しいiPhoneでトーク履歴を復元できます。
「LINEにログインできたから大丈夫」と考えず、必要なトーク履歴まで復元されているか確認しましょう。
AndroidからAndroidへ機種変更する場合
Androidから新しいAndroidへ機種変更する場合も、基本的な考え方はiPhone同士の場合と同じです。
LINEアカウントを引き継ぎ、事前にGoogleドライブなどへ保存したトーク履歴を新しい端末で復元します。
特に大切なトークがある場合は、機種変更する直前にバックアップを行い、最新の状態にしておくと安心です。
新しいスマホでLINEを確認する
引き継ぎが終わったら、すぐに古いスマホを初期化するのではなく、新しいスマホで必要な情報が引き継がれているか確認しましょう。
チェックしておきたいのは、次のような項目です。
- 友だちリスト
- 参加しているグループ
- トーク履歴
- アルバム・ノート
- 購入したスタンプや絵文字
- プロフィール情報
必要な情報が確認できてから、古いスマホの初期化や下取りなどを行うと安心です。

AndroidからiPhone・iPhoneからAndroidへLINEを引き継ぐ方法
機種変更では、AndroidからiPhone、またはiPhoneからAndroidへ乗り換えることもあります。
このようにOSが異なるスマホへ変更する場合でも、LINEアカウントそのものは引き継ぐことができます。
ただし、同じOS同士の機種変更とは、トーク履歴などの引き継ぎ条件が異なります。
AndroidからiPhoneでもLINEアカウントは引き継げる
AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidへ変更しても、友だちやグループなどLINEアカウントに保存されている多くの情報は引き継げます。
たとえば、次のような情報です。
- 友だちリスト
- グループ
- プロフィール情報
- アルバム・ノート
- 購入済みのスタンプ・絵文字・着せかえ
- LINEポイント残高
- LINE VOOMの内容
そのため、「AndroidからiPhoneにするとLINEを最初から作り直さなければならない」というわけではありません。
異なるOSではトーク履歴の引き継ぎに注意
特に注意したいのがトーク履歴です。
通常のバックアップでは、iPhoneはiCloud Drive、AndroidはGoogleドライブを利用します。そのため、標準バックアップを使ってAndroidとiPhoneの間でトーク履歴をそのまま移すことはできません。
ただし、異なるOS間ではトーク履歴がまったく引き継げないわけではありません。
古いスマホが手元にあり、「かんたん引き継ぎQRコード」を利用する場合は、直近14日間のトーク履歴を新しいスマホへ引き継ぐことができます。
この場合、直近14日間についてはテキストメッセージだけでなく、写真・動画・ファイル・ボイスメッセージも引き継ぎの対象になります。
「AndroidからiPhoneにするとトーク履歴は全部消える」と覚えるのではなく、標準バックアップは異なるOS間では使えないものの、別の方法で直近14日間を引き継げると考えると分かりやすいでしょう。
15日以上前のトーク履歴を残したい場合は?
AndroidとiPhoneの間で、15日以上前のトーク履歴も残したい場合は、「プレミアムバックアップ」という方法があります。
プレミアムバックアップはLYPプレミアム会員向けの機能で、OSが異なる場合でも、バックアップされたトーク履歴を引き継ぐことができます。
テキストメッセージだけでなく、写真・動画・ファイル・ボイスメッセージもバックアップの対象になるのが特徴です。
一方、通常の標準バックアップは無料で利用できますが、基本的に同じOS間での引き継ぎを想定した機能です。
AndroidとiPhone間では引き継げないデータもある
異なるOS間では、すべてのデータを移せるわけではありません。
たとえば、通常の引き継ぎでは次のような情報が引き継げない場合があります。
- 15日以上前のトーク履歴
- 通知音の設定
- トークルームの背景画像
- 購入済みのLINEコイン残高
- LINE関連サービスの一部の有料アイテム
特にLINEコインなどのお金に関係する情報は、機種変更前に確認しておくと安心です。

AndroidからiPhoneへ変更するときのポイント
AndroidからiPhoneへ変更するときは、「LINEアカウント」と「トーク履歴」を分けて考えるのがポイントです。
友だちやグループなどのアカウント情報は引き継げても、トーク履歴については利用するバックアップ方法によって移行できる範囲が変わります。
機種変更前には、次の3点を確認しておきましょう。
- LINEに登録している電話番号やメールアドレスを確認する
- 必要なトーク履歴をバックアップする
- 大切な写真や動画は端末やLINEアルバムなどにも保存しておく
特に大切な写真や動画がトークルームに残っている場合は、機種変更する前に別途保存しておくと安心です。
古いスマホがない場合でもLINEは引き継げる?
「以前使っていたスマホをすでに初期化してしまった」「故障して電源が入らない」「スマホを紛失した」という場合でも、条件がそろっていればLINEアカウントを引き継げることがあります。
ただし、古いスマホが使える場合と比べると利用できる引き継ぎ方法が限られます。また、LINEアカウントを引き継げることと、過去のトーク履歴を復元できることは別なので注意しましょう。
以前の端末がなくても引き継げる場合がある
古いスマホが手元になくても、新しいスマホで本人確認ができればLINEアカウントを引き継げる場合があります。
たとえば、LINEに登録していた電話番号を新しいスマホでも利用でき、SMSで認証番号を受け取れる場合などです。
一方、古いスマホがない場合は「かんたん引き継ぎQRコード」は利用できません。
そのため、新しいスマホから電話番号などを利用してログインし、画面の案内に沿って本人確認を行います。
スマホを紛失した場合
スマホを紛失して以前の端末を操作できなくても、同じ電話番号を新しいスマホで利用できる状態であれば、LINEアカウントを引き継げる可能性があります。
まず携帯電話会社でSIMやeSIMの再発行などを行い、新しいスマホで電話番号を利用できる状態にします。
その後、新しいスマホにLINEをインストールし、電話番号を使って本人確認を進めます。
ただし、紛失したスマホに大切な個人情報が入っている場合は、LINEの引き継ぎだけでなく、携帯電話会社への連絡や端末の遠隔ロックなども早めに行いましょう。
スマホが故障して電源が入らない場合
古いスマホが故障して電源が入らない場合も、以前の端末を使ったQRコードでの引き継ぎはできません。
ただし、登録している電話番号などを使って本人確認できれば、新しいスマホへLINEアカウントを引き継げる場合があります。
ここでも重要なのが、トーク履歴のバックアップが残っているかどうかです。
アカウントの引き継ぎに成功しても、利用できるバックアップがなければ、以前のトーク履歴をすべて元に戻せるとは限りません。
古いスマホを初期化してしまった場合
機種変更前のスマホをすでに初期化してしまった場合も、LINEアカウントの本人確認ができれば引き継げる可能性があります。
ただし、初期化すると端末内に保存されていたデータは消えてしまいます。
そのため、機種変更するときは新しいスマホでLINEが正常に使えることを確認するまで、古いスマホを初期化しないことをおすすめします。
古いスマホがないとトーク履歴はどうなる?
以前の端末がない場合に特に注意したいのがトーク履歴です。
古いスマホを操作できなくても、機種変更前に利用可能なバックアップを作成していれば、新しいスマホでトーク履歴を復元できる場合があります。
一方、バックアップを作成しておらず、古いスマホも操作できない場合は、過去のトーク履歴を復元できない可能性が高くなります。
「友だちリストが戻ったから、トーク履歴も戻るはず」と考えないようにしましょう。
LINEアカウントの引き継ぎとトーク履歴のバックアップ・復元は別の仕組みです。
電話番号が変わった場合は?
機種変更と同時に電話番号が変わる場合でも、条件を満たしていればLINEアカウントを引き継ぐことができます。
ただし、古いスマホがないうえに以前の電話番号も利用できない場合は、本人確認の方法が限られるため注意が必要です。
メールアドレスやパスワードなど、LINEアカウントに登録している情報を事前に確認しておくことが大切です。
以前の端末がない場合に確認したいポイント
古いスマホがない場合は、次のポイントを確認してみましょう。
- LINEに登録した電話番号を利用できるか
- SMSで認証番号を受け取れるか
- 登録したメールアドレスやパスワードが分かるか
- トーク履歴のバックアップが残っているか
- Apple IDやGoogleアカウントなど必要な情報が分かるか
古いスマホがないからといって、すぐに「LINEを引き継げない」と判断する必要はありません。
まずは利用できる電話番号や登録情報、バックアップの有無を確認することが大切です。

LINEのトーク履歴を引き継ぐ方法
LINEの機種変更で特に気になるのが、「これまでのトーク履歴も新しいスマホで見られるの?」という点ではないでしょうか。
友だちリストやグループなどのアカウント情報と、トーク履歴は同じ仕組みで保存されているわけではありません。
そのため、LINEアカウントを引き継げたからといって、過去のトーク履歴もすべて自動的に復元されるとは限りません。
トーク履歴を残すなら機種変更前のバックアップが大切
同じOSのスマホへ機種変更する場合、過去のトーク履歴を残したいときは、基本的に機種変更前にバックアップしておくことが大切です。
標準バックアップでは、iPhoneとAndroidで利用する保存先が異なります。
- iPhone:iCloud Drive
- Android:Googleドライブ
たとえば、iPhoneから新しいiPhoneへ変更する場合はiCloud Drive、Androidから新しいAndroidへ変更する場合はGoogleドライブへバックアップしたトーク履歴を利用します。
大切なトークがある場合は、機種変更の直前にバックアップを行い、バックアップ日時が新しくなっているか確認しておきましょう。
新しいスマホでトーク履歴を復元する
新しいスマホでLINEアカウントを引き継ぐ際、利用できるバックアップがあれば、画面の案内に沿ってトーク履歴を復元します。
基本的な流れは次のとおりです。
- 古いスマホでトーク履歴をバックアップする
- 新しいスマホにLINEをインストールする
- LINEアカウントを引き継ぐ
- 画面の案内に沿ってトーク履歴を復元する
- 必要なトークが戻っているか確認する
引き継ぎが終わったら、友だちリストだけでなく、必要なトーク履歴が表示されているかも確認しておきましょう。

同じOSと異なるOSではトーク履歴の引き継ぎ方法が違う
トーク履歴を引き継ぐときは、機種変更前後のスマホが同じOSか、異なるOSかを確認することが重要です。
iPhoneからiPhone、AndroidからAndroidのような同じOS間では、標準バックアップを利用してトーク履歴を引き継ぐことができます。
一方、AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidのようにOSが異なる場合は、iCloud DriveとGoogleドライブの標準バックアップを相互に利用することはできません。
ただし、古いスマホを操作できる場合は「かんたん引き継ぎQRコード」を利用することで、異なるOS間でも直近14日間のトーク履歴を引き継ぐことができます。
15日以上前のトーク履歴も異なるOSへ移したい場合は、対応する条件を満たしたうえでプレミアムバックアップを利用する方法があります。
バックアップしていないトーク履歴はどうなる?
「バックアップを忘れて機種変更してしまった」というケースもあります。
古いスマホがまだ利用できるのであれば、状況によっては古いスマホ側でバックアップを行ってから引き継ぎをやり直せる可能性があります。
一方、古いスマホを初期化した、故障して操作できない、紛失したなどの理由で元の端末を利用できず、利用可能なバックアップもない場合は、過去のトーク履歴を復元することは難しくなります。
そのため、スマホを買い替えるときは、「LINEの引き継ぎをする前にトーク履歴を確認する」ことを習慣にしておくと安心です。
大切な写真や動画は別に保存しておくと安心
LINEのトークルームには、家族や友だちから送られてきた大切な写真や動画が残っていることもあります。
しかし、トーク履歴のバックアップ方法や保存状況によっては、すべての写真や動画を同じように復元できるとは限りません。
絶対に残しておきたい写真や動画は、LINEのバックアップだけに頼らず、スマホ本体やクラウドストレージなどにも保存しておくと安心です。
LINE引き継ぎとバックアップの違い
最後に、「引き継ぎ」と「バックアップ」の違いを整理しておきましょう。
- LINE引き継ぎ:同じLINEアカウントを新しいスマホで使えるようにする
- バックアップ:トーク履歴などを保存し、新しいスマホで復元できるようにする
つまり、「アカウントを引き継ぐ作業」と「トーク履歴を残す作業」は別です。
この違いを覚えておくだけでも、機種変更時のLINEトラブルを防ぎやすくなります。
LINEのバックアップ方法や自動バックアップ、復元方法については、別の記事で詳しく解説しています。機種変更前にバックアップ方法を確認したい場合は、あわせて参考にしてください。
LINE引き継ぎができない原因と対処法
LINEを新しいスマホへ引き継ごうとしても、「ログインできない」「認証番号が届かない」「トーク履歴が戻らない」といったトラブルが起こることがあります。
引き継ぎがうまくいかない場合は、慌てて何度も操作するのではなく、まず原因を確認してみましょう。
LINEアカウントの引き継ぎとトーク履歴の復元では、原因や対処法が異なることもあります。
SMSの認証番号が届かない
電話番号を使ってLINEを引き継ぐ場合、SMSで認証番号が送られてくることがあります。
認証番号が届かない場合は、次のような原因が考えられます。
- 入力した電話番号が間違っている
- SMSを受信できない設定になっている
- 通信状況が不安定になっている
- 携帯電話会社側でSMSの受信を制限している
- 短時間に何度も認証を試している
まず入力した電話番号を確認し、SMSを正常に受信できる状態かチェックしましょう。
何度も認証番号を要求すると、一時的に手続きが制限される場合があります。繰り返し操作せず、画面に表示される案内に従ってください。
パスワードが分からない
LINEに登録したパスワードを忘れてしまい、引き継ぎを進められないケースもあります。
登録しているメールアドレスを利用できる場合は、ログイン画面などからパスワードの再設定を行える場合があります。
機種変更前のスマホをまだ利用できるのであれば、引き継ぎを始める前にLINEのアカウント設定を確認しておくと安心です。
「かんたん引き継ぎQRコード」が使えない
「かんたん引き継ぎQRコード」は便利ですが、古いスマホを操作できることが前提となります。
次のような場合は、QRコードを使った引き継ぎができません。
- 古いスマホを紛失した
- 故障して電源が入らない
- すでに初期化してしまった
- 古いスマホでLINEを開けない
この場合は、新しいスマホで電話番号などを利用した別のログイン方法を確認しましょう。
以前使っていた電話番号が利用できない
機種変更と同時に電話番号も変更した場合、以前LINEに登録していた電話番号を利用できないことがあります。
電話番号が変わってもLINEアカウントを引き継げる場合はありますが、本人確認に必要な登録情報を確認できることが重要です。
特に古いスマホも利用できない場合は、メールアドレスやパスワードなど、事前に登録していた情報が重要になります。
トーク履歴が復元できない
LINEアカウントは正常に引き継げたのに、トーク履歴だけが戻らないこともあります。
この場合は、次のような原因が考えられます。
- 機種変更前にバックアップしていなかった
- バックアップが古い
- バックアップに使用したアカウントが異なる
- iCloud DriveやGoogleドライブを正常に利用できない
- AndroidとiPhoneの間で標準バックアップを利用しようとしている
まず、バックアップの有無や最終バックアップ日時、利用しているApple IDやGoogleアカウントなどを確認しましょう。
また、AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidのような異なるOS間では、標準バックアップによるトーク履歴の移行方法が同じOS間とは異なります。
写真や動画が見つからない
トーク履歴を復元できても、以前送受信した写真や動画などがすべて元どおりになるとは限りません。
特に保存期間やバックアップ方法などによっては、過去の写真や動画を確認できなくなる場合があります。
大切な写真や動画は、機種変更前にスマホ本体へ保存したり、LINEアルバムなどに残したりしておくと安心です。
通信エラーで引き継ぎが進まない
LINEの引き継ぎやトーク履歴の復元にはインターネット接続が必要です。
通信が不安定だと、途中でエラーになったり、復元に時間がかかったりすることがあります。
引き継ぎを行うときは、できるだけ安定したWi-Fi環境を利用しましょう。
また、トーク履歴の量が多い場合は復元に時間がかかる可能性があるため、スマホを充電しながら行うと安心です。
LINEアプリが古い
古いバージョンのLINEを使用していると、現在の引き継ぎ方法を利用できなかったり、正常に動作しなかったりする場合があります。
古いスマホと新しいスマホの両方で、LINEアプリを利用可能な最新バージョンへ更新してから引き継ぎを行いましょう。

どうしても引き継ぎできない場合は?
電話番号やパスワード、バックアップなどを確認しても解決しない場合は、LINE公式ヘルプで現在の引き継ぎ方法やトラブル別の対処法を確認しましょう。
LINEの仕様や画面はアップデートによって変更されることがあります。古い情報だけを参考にせず、実際のLINEアプリに表示される案内に従うことも大切です。
また、引き継ぎが完了していない段階では、可能であれば古いスマホを初期化しないようにしましょう。
LINE引き継ぎでよくある質問(FAQ)
電話番号が変わってもLINEを引き継げますか?
はい。機種変更と同時に電話番号が変わる場合でも、条件を満たしていればLINEアカウントを引き継ぐことができます。
ただし、古いスマホが使えない場合などは本人確認の方法が限られることがあります。機種変更前に、LINEに登録している電話番号・メールアドレス・パスワードなどを確認しておくと安心です。
古いスマホがなくてもLINEを引き継げますか?
古いスマホを紛失したり、故障して使えなくなったりしても、本人確認に必要な条件を満たしていればLINEアカウントを引き継げる場合があります。
ただし、古いスマホを使う「かんたん引き継ぎQRコード」は利用できません。また、過去のトーク履歴をどこまで復元できるかはバックアップの状況などによって異なります。
SIMカードがなくてもLINEを引き継げますか?
引き継ぎ方法によって必要な条件が異なるため、「SIMカードがなければ絶対に引き継げない」というわけではありません。
ただし、電話番号を使った本人確認ではSMSを受信できる環境が必要になる場合があります。利用する引き継ぎ方法に応じて、電話番号や登録情報を確認しておきましょう。
LINEを引き継ぐと友だちは消えますか?
同じLINEアカウントを正しく引き継げば、基本的に友だちリストや参加しているグループなどのアカウント情報も引き継がれます。
新しいスマホだからといって、友だちを一人ずつ登録し直す必要はありません。
購入したスタンプや着せかえは消えますか?
購入済みのスタンプや着せかえなどは、同じLINEアカウントを引き継ぐことで引き続き利用できるものがあります。
新しいスマホで表示されていない場合は、購入履歴などを確認して再ダウンロードしましょう。
LINEのアルバムやノートは引き継げますか?
LINEのアルバムやノートは、端末だけに保存されている情報ではなく、LINEのサービス上に保存されているため、同じアカウントを引き継げば基本的に引き続き確認できます。
一方、トークルーム内に送られた写真や動画は同じ扱いではないため、大切なものは機種変更前に保存しておくと安心です。
AndroidからiPhoneにするとトーク履歴は全部消えますか?
いいえ。AndroidからiPhone、iPhoneからAndroidのような異なるOS間でも、方法によってはトーク履歴を引き継ぐことができます。
「かんたん引き継ぎQRコード」を利用する場合は、直近14日間のトーク履歴を引き継げます。さらに、条件を満たしてプレミアムバックアップを利用する場合は、15日以上前のバックアップ済みトーク履歴も異なるOS間で引き継ぐことができます。
LINEの引き継ぎにバックアップは必ず必要ですか?
LINEアカウントそのものの引き継ぎと、トーク履歴のバックアップは別の仕組みです。
そのため、「LINEアカウントを引き継ぐために、必ず標準バックアップが必要」というわけではありません。
ただし、過去のトーク履歴をできるだけ残したい場合は、機種変更前に利用できるバックアップ方法を確認しておくことが重要です。
LINEを引き継いだら古いスマホでは使えますか?
スマートフォン版LINEは、基本的に同じLINEアカウントを複数のスマートフォンでメイン端末として同時利用するものではありません。
新しいスマホへのアカウント引き継ぎが完了すると、以前のスマホでは同じアカウントをこれまでどおり利用できなくなるため注意しましょう。
LINEの引き継ぎが終わったら古いスマホを初期化してもいいですか?
新しいスマホでLINEが正常に利用できることを確認してから初期化することをおすすめします。
友だち、グループ、必要なトーク履歴、アルバム、ノートなどを確認し、問題がないことを確かめてから古いスマホを初期化すると安心です。
LINE引き継ぎで勘違いしやすいポイント
LINEの引き継ぎには、「アカウントを移せばすべて元どおりになる」といった勘違いも少なくありません。
機種変更する前に、特に次のポイントを覚えておきましょう。
引き継ぎとバックアップは同じではない
LINE引き継ぎは、現在利用しているLINEアカウントを新しいスマホでも利用できるようにする作業です。
一方、バックアップはトーク履歴などを保存し、必要に応じて新しいスマホで復元するためのものです。
「アカウントの引き継ぎ」と「トーク履歴のバックアップ・復元」は別と覚えておきましょう。
LINEアプリを入れただけでは元どおりにならない
新しいスマホにLINEアプリをインストールしただけでは、以前のLINEアカウントが自動的にすべて復元されるわけではありません。
新しいスマホで以前のアカウントを利用するためには、正しい方法でアカウントを引き継ぐ必要があります。
AndroidとiPhoneの間でも引き継ぎはできる
「AndroidからiPhoneへ変更するとLINEを引き継げない」と思われることがありますが、LINEアカウント自体は異なるOS間でも引き継ぐことができます。
ただし、標準バックアップによるトーク履歴の移行など、同じOS間とは条件が異なる部分があります。
古いスマホがなくても必ず失敗するわけではない
古いスマホを紛失したり故障したりしても、必要な本人確認ができればLINEアカウントを引き継げる場合があります。
ただし、利用できる引き継ぎ方法が少なくなるため、古いスマホが使えるうちに登録情報やバックアップを確認しておくことが大切です。
新しいLINEアカウントを作らないように注意する
機種変更後に以前のLINEを使いたい場合は、基本的に既存のアカウントを引き継ぎます。
操作を間違えて新しいアカウントを作成してしまわないよう、画面に表示されるアカウント情報をよく確認しながら進めましょう。

まとめ
LINE引き継ぎとは、現在使っているLINEアカウントを機種変更後の新しいスマホでも利用できるようにすることです。
友だちリストやグループなど多くの情報は引き継げますが、トーク履歴についてはバックアップ方法や機種変更する端末の組み合わせによって扱いが異なります。
特に機種変更前には、次の点を確認しておきましょう。
- LINEに登録している電話番号を確認する
- メールアドレスやパスワードなどの登録情報を確認する
- 必要なトーク履歴をバックアップする
- LINEアプリを最新版にする
- 大切な写真や動画を別の場所にも保存する
- 新しいスマホで引き継ぎを確認するまで古いスマホを初期化しない
また、古いスマホが手元にない場合でも、条件によってはLINEアカウントを引き継ぐことができます。
機種変更するときは、まず「LINEアカウントの引き継ぎ」と「トーク履歴のバックアップ」を分けて考え、事前準備をしてから新しいスマホへ移行すると安心です。